歌手の坂井一郎(56)が20日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れ、同日発売の新曲「男の日記帳」と、新曲発売記念スペシャルライブ(21日、大阪・大丸心斎橋劇場)をPRした。

 闘病による2年のブランクを経て“復活ステージ”に立つ。「ファンの方には心配をかけたので、本音で報告したい。でも、しんみりさせないように、とにかく楽しんでもらいたい」と意気込んだ。新曲「男の日記帳」、カップリング曲「灯り」は、病から復帰した坂井の状況とリンクする内容。「(歌詞を見て)鳥肌が立ちました」という程、思い入れの強い特別な楽曲だ。

 スペシャルライブでは、新曲、カップリング曲の他、ピアノ伴奏で石原裕次郎さんの楽曲も披露する予定。久しぶりの舞台に「少し緊張もしています」と笑うが、そこはプロの歌手。「マイクを持ったらスイッチが入ります。いつも通りに、ジョークも交えながら。明るく話して、こんなに元気になった姿を見てもらいたい」と来場を呼びかけた。

 現在、新曲キャンペーン中で、22日にはイズミヤ今福店、23日にはイオン古川橋駅前店ほかで店頭イベントを開催する予定。