TBS系(関西地区はMBSテレビ)で6月30日に放送された、サッカーW杯ロシア大会の決勝トーナメント1回戦フランス対アルゼンチン(日本時間午後11時開始)の平均視聴率は、関東地区で18・0%(関西地区は同17・4%)を記録したことが、2日、ビデオリサーチの調べで分かった。東西ともに、日本戦をのぞき今大会で2番目の数字となった。

 試合は、2度目の優勝を狙うフランスが、19歳FWエムバペの2得点の活躍などで、メッシ擁するアルゼンチンを4-3で下した。

 瞬間最高視聴率は、関東地区が午後11時23分、前半22分にアルゼンチンMFバネガのシュートがブロックされ、CKを獲得した場面で21・7%。関西は午後11時28分、前半27分にアルゼンチンがフランスDFウムティティのハンドを主張するが認められない場面で、21・6%だった。

 日本戦をのぞく、今大会の平均視聴率ベスト3は、東西ともに、1位が22日、グループE第2戦ブラジル対コスタリカ(テレビ朝日系)で関東18・3%、関西20・2%。3位が20日、グループB第2戦ポルトガル対モロッコ(テレビ朝日系)で関東が15・4%、関西が16・3%となっている。

 世界のスーパースター、ネイマール、メッシ、Cロナウドといった注目選手を擁する出場国の試合が上位にランクインしている。

 3日未明(日本時間午前3時開始)、ベスト8を懸け、世界ランク3位の強豪ベルギーと対戦する日本代表。今大会の最高視聴率は、第1戦コロンビア戦(NHK、後半・午後9時53分から67分間の放送枠)で関東が48・7%、関西が44・1%を記録している。