ラジオ文化放送の看板番組「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜午後1時)が、2007年(平19)5月の放送開始以来、最大のピンチに立たされた。

 パーソナリティーの大竹まこと(69)が前週19日から腰痛治療のため都内の病院に緊急入院。2週間の休養を余儀なくされているが、30日からはラジオ業界でもっとも重要視されている「聴取率週間」(スペシャル・ウイーク)を迎える。緊急事態を受けて、同番組が8月1日放送の代役として、歌手近藤真彦(54)に白羽の矢を立てたことが29日、分かった。

 近藤がメーンを務める同日のゲストには親交の深い黒柳徹子(84)を迎える。毎週水曜日の女性パートナーは壇蜜(37)で、長年の「マッチファン」を自称するタレントいとうあさこ(48)とともに近藤を待ち受ける。独身女性3人による、甘くて、激しい質問攻めが展開されそうだ。

 近藤は1980年(昭55)スタートの「マッチとデート」から、現在放送中の「近藤真彦 くるくるマッチ箱」まで38年以上、同局でパーソナリティーを務める縁もあり、今回の出演を快諾したとみられる。

 今日30日には84年から同局に出演を続ける伊東四朗(81)と2015年に大竹の番組を卒業した阿川佐和子(64)が出演、31日には「ゴールデン」開始前に同時間帯の番組パーソナリティーだった吉田照美(67)が登場。“全員野球”で欠場中の大竹の穴を埋める。

 大竹は6月中旬から腰痛を訴え、スタジオで横になりながら出演を続けてきた。今月19日に都内の病院に検査入院。翌20日は、入院先の病院を抜け出して東京・浜松町の同局に駆けつけるプロ根性も見せたが、ドクターストップがかかった。現在は禁煙を含めた糖質制限の食事療法も並行し、8月6日以降の番組復帰を目指している。

 8月2日のパーソナリティーは大久保佳代子、3日は岡田圭右が務める。