美術展「二科展」デザイン部門で7年連続入選の乃木坂46若月佑美(24)が、地元の静岡県にデザインで貢献したことが7日、分かった。

11月1日~4日に静岡市内で開催される「大道芸ワールドカップin静岡2018」のオリジナルTシャツをデザインを初めて担当。今夏、若月のデザイン力に着目した主催者側からオファーがあり、若月も「静岡のビッグイベントに関われることがうれしい」と快諾。デザイン案もすぐに浮かんだという。

「乃木坂46のグッズ以外では、初めてデザインで仕事をいただき光栄です。まずは、私は乃木坂46のメンバーなので、女の子のかわいいピエロを描こうと考えました。そして、大好きな富士山の頂上とワールドカップの頂点、日の出と玉乗りをかける。以上をコンセプトに数点を描き、メンバーの秋元真夏は『これ、いいね』と言ってくれたデザインに選びました」

「大道芸ワールドカップ」は、1992年(平4)から毎年11月初旬、静岡市葵区の中心地で開催されている。参加アーティストは国内外90組超、観客動員数も150万人を超える。若月は富士市の出身だが、静岡市内の中学、高校に通学していたことで、「学校帰りに駿府城公園、呉服町通りで見て楽しんだ光景がよみがえってきました」と話している。

若月がデザインを手掛けたTシャツ(税込み2500円)は、9月14日から大会公式サイト(http://www.daidogei.com/)でプレ販売の受け付け開始。大会期間中は、駿府城公園内の「あさひテレビエリア」などで販売される。