18日に放送されるフジ系ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(火曜午後9時)の最終回に、お笑い芸人おばたのお兄さん(30)が出演することが16日、同局から発表された。

ドラマ出演は昨年の同局「突然ですが、明日結婚します」第1話以来、2回目だが、役名とセリフがある出演は初めてとなる。

今回のオファーについて「本当にびっくりしました」とコメントを寄せたおばたのお兄さん。前回は本人役での出演で「役を頂いたのは今回が初めて。本当に緊張しました」と収録を振り返った。

「吉川雅則」という役名で登場するが、主演吉岡里帆との共演シーンでは、「吉岡雅則」「吉川里帆」と役名を混同。何度も間違えてしまったといい「全部がごちゃごちゃになっちゃって。でも、皆さんが優しく見守ってくれていたので助かりました」。緊張の収録現場を明かした。

このドラマに出演している井浦新は、おばたのお兄さんがものまねする小栗旬と、12年放送の同局ドラマ「リッチマン、プアウーマン」で共演。小栗演じる日向徹、井浦演じる朝比奈恒介で人気を博した。

「小栗旬さんと井浦新さんが『日向・朝比奈』という会社のコンビみたいな“ニコイチ”の役だったので、井浦さんを現場で拝見して『ここで会ったか、朝比奈!』って思いました。会えてうれしかったです」

興奮しながら語る。最終回は、前話から続く生活保護費の受給を求める育児放棄の母、梓(松本まりか)や第1話から登場している元受給者の阿久沢(遠藤憲一)、その娘麻里(阿部純子)らに正面からぶつかる。えみるら、ケースワーカーの真価が問われる展開だ。ドラマオリジナルで描かれる結末に、おばたのお兄さんは「ハッピーエンドになるのは間違いないです」とコメントした。