人気俳優福士蒼汰(25)が18日、大阪・なんばパークスシネマで、主演映画「旅猫リポート」(26日全国公開、三木康一郎監督)の先行上映会で舞台あいさつを行い、海外で通用する「関西人のエネルギー」に敬服した。

この日は大阪のテレビ局などを回り、関西で終日キャンペーン。それを舞台あいさつで締め、大阪、関西の印象を聞かれた福士は「関西人の方はすごくエネルギッシュなイメージです。海外で会う日本人は大阪の方が多いんですよね」と話した。

その理由は「海外でも通用するメンタルがあると思う。海外で働いていても(気後れすることなく)ガンガンいってる感じです」と説明。実際、大阪の街中にいると「ガンガン声をかけてくれるので、そういうエネルギーがあるなと」感じていると明かした。

あいさつの途中には「ガンガン行く人多い、ほんまに」などと、かつて役柄で習得した関西弁も織り交ぜ、拍手と黄色い歓声も浴び、ニンマリ笑ってみせた。

今作は小説家・有川浩氏の小説を映画化。飼い猫ナナとの絆を描く物語で、劇中、主人公はナナを溺愛しているが、実際に福士も、撮影中はナナ役の猫に「もっとデレデレしていました」と告白した。

実生活では以前、犬を飼っていたそうで「だから最初は、猫ちゃん、抱っこもどうしていいか分からなくて怖かった」そうだが、撮影を通じて親密度を高めたといい「少なからず、僕は信頼しています」ときっぱり。猫のおかげで「僕が主人公って気持ち、なくなっちゃった。猫ちゃんが主人公だと思っていたので、今回は主役でいるプレッシャーをまったく感じずに、いつも『お前(猫)のために頑張るよ』と思っていました」と話していた。