メジャーデビューを果たしたFANTASTICSのメンバーの素顔に迫るインタビュー企画の第4回は、パフォーマーの瀬口黎弥(22)の登場です。

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-アーティストになろうと思ったきっかけは

「小さい頃からテレビを見ることが好きでした。親が地元で芸能関係の仕事をしていたのもあって、現場に連れて行ってもらったり、物心ついたときには子役ではないですけど、芸能関係のこともしていたので、自然と目指すようになりました。カラオケで流れるイメージビデオとかに出たこともあって、撮影現場に行って、照れながらも演技をしたんですけど、完成を見たら楽しい! って感じて、楽しさを覚えていきました」

-ダンスやLDHに入ろうと思ったきっかけは

「EXILEさんと岡村隆史さんが『めちゃイケ』でコラボしたオカザイルを見て、かっこいい! って。ダンスもやっていなかったんですけど、こんなステージに立ってみたいなと思って覚悟を決めて目指してEXPGに入りました。岡村さんのステージに上がるまでの過程を見て、努力すればかなうと思いました」

-FANTASTICS結成が決まって

「言われた瞬間は、頭が真っ白になりました。ステージに立つまでは実感がわかなかったですね。初めて武者修行のステージに立って実感しました。名前を言われたときは、どれだけギラギラすればいいんだろうと、髪色を派手にしてみたり(笑い)。最初からいい経験をさせていただきました」

-グループの中での強みは

「力強さやパッションは個性にしていきたいです! それぞれタイプもある中で、自分のキャラクターというか、パッと見ていただいたときに、パワーという部分を担っていきたいと思っています。僕のパフォーマンスを見て“かっこいい”ではなくて“ヤバい”と思われることを意識しています。見ている方も一緒に楽しんでいただけるダンスをしていきたいです。パフォーマンスでは、AKIRAさんが憧れ。今、ドームツアーに帯同させてもらう中で、そこでのAKIRAさんのユニークさは、1人でブチ上がってますね(笑い)」

-グループとしての目標は

「ドームで単独ライブをできるグループになって、皆さんから愛されるような存在になりたいです」

-個人としての今後の目標は

「パフォーマーとしてはもちろんのこと、幅広くいけるアーティストになりたいです。ラップとか、マイクを持てる表現もしていきたいです。もともとヒップホップも好きですし、ELLYさんとか、DOBERMAN INFINITYさんとかいいお手本も近くにいます。役者とか、外の世界に出たときに、FANTASTICSの看板を背負えるような仕事もしていきたいです」

-好きな言葉は「仲間」

「自分が今まで生きてきた中で、仲間の存在はとても大きくて、これからも大切にしたい言葉です。サッカーをやっていたときもそうですが、1人で上京してきて感じることもありましたし、新たな仲間との出会いからも大切だと感じていて、欠かせない存在であり、言葉でもあります」

-瀬口さんから見た「八木勇征」とは

「僕と同じで、パワー系なのかなと思います。歌声もそうですし、ボディーメークとか、僕らにないガッチリした体格の持ち主でもあって、あの胸板が欲しいです(笑い)。ボーカルオーディションでも、貪欲さとか、ストイックな姿を見て、僕らの中に入ったときにお互い高め合えると思うので、引き続きその思いを持ちながら、一緒に頑張っていきたいですね。天然というか、彼の世界はありますね(笑い)」

 

◆瀬口黎弥(せぐち・れいや)1996年(平8)3月11日、福岡県生まれ。178センチ。A型。マイブームは、「ドキュメンタル」などのバラエティー番組、ネット配信番組を見ることで、好きなのは野性爆弾。