乃木坂46メンバーらが出演する舞台「GIRLS REVUE」が、1月27日に東京千秋楽を迎え、2月1日から2日間、サンケイホールブリーゼで大阪公演を上演する。

樋口日奈(20)鈴木絢音(19)伊藤純奈(20)と、昨年12月に乃木坂46を卒業した能條愛未(24)がメインキャストを務める。

4人は、16年10月の舞台「墓場、女子高生」に出演していた。当時から比べて声量もあがり、それぞれ単独で舞台の主演やヒロインを務めるなど経験も積み、成長した姿を見せている。シマウマや泥棒、火星人やお姫様に大正時代の少女など、乃木坂46らしい高いルックスのメンバーたちがさまざまな衣装を披露するのも魅力の1つだろう。

同作には、秋元康氏が総合プロデュースを手がける劇団4ドル50セントの田代明(23)谷口愛祐美(21)も出演し、お姫様に仕える侍女などを演じている。東京芸大声楽科出身の田代は劇団内でも歌唱力に定評があり、身長165センチの谷口はダンスパフォーマンス力が高い。それぞれの持ち味を発揮しており、動画配信サービス「SHOWROOM」の2人の配信に訪れるファンも増加している。

2月からの大阪公演で、田代と谷口は初めて、大阪の舞台に立つことになる。同劇団員の活躍の場は徐々に増えてきており、現在東京で上演中の奈波慎剛(24)が出演する「紫猫のギリ」も3月1日から大阪公演を控えている。本西彩希帆(20)がヒロイン役で出演する舞台「薄桜鬼 志譚」も、東京公演のほかに、4月28日から京都公演を迎える。

これまで、同劇団の公演は全て東京で行われており、劇団員が東京以外で舞台に立つ機会はミュージカル「テニスの王子様」に出演している青木瞭(22)らをはじめ、一部に限られていた。「SHOWROOM」などには、地方のファンから「東京以外で公演をやってほしい」という要望も多く寄せられていた。今回の「GIRLS REVUE」では、今を時めく乃木坂46メンバーの脇を固める形にはなるが、同劇団の魅力を地方にも届けるチャンスになりそうだ。