女優戸田恵梨香(30)が23日、都内で、大原桜子(23)と一緒に主演を務める公開中の映画「あの日のオルガン」(平松恵美子監督)の舞台あいさつを、共演の田中直樹(47)らと行った。太平洋戦争末期、園児たちを連れて集団疎開を敢行し、疎開保育園として活動しようと奮闘した保育士たちを描く。

劇中には戸田が大原に対して愛のビンタをする場面がある。

大原は「いざ、愛のビンタを受けた時、人って傷つくと同時にすごく愛情を感じるものと思いました」と語った。

戸田は「今まで、ビンタや蹴りの経験はありました。もちろん芝居です(笑い)。でも相手は今まで男性だったので、受け方は慣れていたし、緊張することはなかったのですが、女性に対してのビンタは初めてだったから緊張しました。痛くないように意識しましたが難しかった」と語った。

大原が「自慢ですよ。戸田さんからビンタを受けるのは」と語ると、戸田は「やめてください」と苦笑いしていた。

最後は新元号になってからも続けたいことを紹介。戸田は「ダイビングを続けたい。海に潜るのが好きなので年に1回は潜ります。自然を感じる時間が自分には必要なので」。大原は「去年、車の運転免許を取ったので、ペーパードライバーにならないように運転を続けたい。仕事の現場にも行ってみたい」。田中は「お笑いコンビ(ココリコ)なのでコンビを続けていきたい」と語った。また、戸田とはラブシーンとも思える場面がある田中は「緊張しました」と語った。