テイラー・スウィフト(29)が、米ファッション誌Elle4月号で、今年30歳になる心境を告白。「30歳になる前に学んだ30のこと」というタイトルのロング・インタビューの中で、現在の自分を作り上げた家族、恐れ、過去の争いなどについて赤裸々に語っている。

今年12月に30歳になることについては、「まだ18歳だと思っていたり、283歳だと思っているところがあるので、奇妙な感じ。30代は一番楽しいと聞いているから、皆さんにも報告しますね」と話している。

数年前、ネット上で争った米タレントのキム・カーダシアンに“ヘビ”と呼ばれたことについて触れ、「大勢の人々が彼女に加勢したことで、人生で一番落ち込んだ」と告白。

しかしその後、この一件を逆手に取り、ヘビのグッズを販売したり、公演ステージに巨大なコブラの風船を登場させるなど、逆境を笑い飛ばせるようになったとした上で、「いじめっ子から謝罪して欲しいけれど、いじめにも耐え、成功できることの満足のほうが大きいかもしれない」と語った。

女優やファッションモデルなど業界を問わず、交友関係の多いスウィフトだが、友情については、「一生の付き合いになるかもしれないし、重要な時期だけの仲間で、永遠ではないかもしれない。悲しいけれど、自分が成長すれば、時に友情も終わる。でも、思い出はずっと残るもの」と話している。(ニューヨーク=鹿目直子)