間宮祥太朗(25)が7月期のテレビ朝日系ドラマ「べしゃり暮らし」(土曜午後11時15分)に主演することが25日、分かった。若き漫才師を演じ「とにかく笑っていただきたいです!なおかつ“カッコいい”に行き着けば最高です」と意気込んでいる。

原作は「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」などの青春漫画を手掛ける森田まさのり氏の同名作。間宮は“学園の爆笑王”の異名を持ち、人を笑わせることに命を懸ける高校生、上妻圭右を演じる。渡辺大知(28)演じる高校生ながら元プロのお笑い芸人、辻本潤とコンビを組み、次第に漫才の魅力にのめり込んでいく。演出は劇団ひとり(42)が担当。連ドラの演出に初挑戦し「現場の皆さんと奮闘しています」。

撮影は4月中旬からスタート。原作好きの間宮は「うれしさしかなかったです」とオファーに大喜び。相方役の渡辺とは初対面も「“初めまして”という感じがしない」と親近感たっぷりに臨んでいる。

好きな芸人は千鳥や霜降り明星と明かすも、役作りでは「誰かに似てしまうのではなく、オリジナルを目指しています」。劇中では本物のお笑いコンビさながら客前での漫才を披露する。「何が起こるかわからない、一発本番の緊張感ある空気で撮影する予定です」と気を引き締めた。

浜田壮瑛プロデューサーは、間宮の起用理由を「お笑い芸人さんに敬意の心を持っている心意気が『べしゃり暮らし』という大作の座長を任せられると確信できた」と語った。

◆べしゃり暮らし 05~06年「週刊少年ジャンプ」、07~15年まで「週刊ヤングジャンプ」で連載された森田まさのりによる漫画。主人公の高校生、上妻圭右は元プロのお笑い芸人で転校生の辻本潤と出会う。やがて2人はお笑いコンビ「きそばオートマティック」を組み、お笑いコンビとして頂点を目指していく。