平成を象徴するアイドルとしてこの1カ月間、SMAPの名前をテレビなどのメディアで目にする機会が多かった。平成になる前年の1988年に結成、2016年に解散するまで28年間にわたり日本の芸能シーンをリードし続けてきたことを考えれば当然だ。

そして、先日、JASRACが発表した平成約30年間にCDの売り上げやカラオケ利用料などから、作詞家や作曲家ら著作権者へ支払われた著作物使用料の曲別で「世界に一つだけの花」が最も多かったというニュースを見て、あらためて彼らのすごさを感じさせられた。

そんな中、一部報道で再結成のうわさも流れた。元リーダーの中居正広が「再結成をにおわせ発言している」というような内容で、ファンの間でも臆測が飛び交う事態となった。実際、稲垣吾郎が出演中の舞台に中居が差し入れをするなど、「おっ!」と思うような出来事も起こっている。直接のやりとりはないというが、交流は続いているようだ。

稲垣や草なぎ剛、香取慎吾をマネジメントする芸能事務所「CULEN」の飯島三智社長に再結成の可能性を直撃した。「どうでしょう?(笑い)」と軽く流されてしまったが、完全否定というわけでもなかった。

令和になれば、何かが変わるかもしれない。もっといえば、来年の2020東京オリンピック(五輪)・パラリンピックがきっかけになる可能性もある。やはり、令和も目が離せない人たちということのようだ。