V6の坂本昌行(47)が22日、東京・Bunkamuraオーチャードホールで、MASAYUKI SAKAMOTO「ONE MAN STANDING 2019 The Greatest Symphony」を行った。

16年以来3年ぶりの開催だが、「気持ちいいですね~。3年ぶりに再びこの場に立てて、しかもオーケストラもパワーアップした大編成でやらせていただけるなんて、こんな幸せなことはないですね」と感慨深げに話した。

今回のテーマは「All of love」。舞台でさまざまな愛を演じてきた坂本が、歌で女心を表現する。「曲を聞いて当時の思い出や出来事を振り返ってもらうのが、今回の楽しみ方の1つだと思う」とし、「曲を聞くだけでなく、一緒に口ずさんでしまうような空間でもいいと思います」と話した。

今回のコンサートではオリジナル曲を初めて歌った。「Without you」だが、「もういつ歌ったんだろうというくらいで、2コーラスが歌えなかった」とほほ笑んだ。

「今、愛がそばにあるのか」という歌詞について「自問自答ですね」と話すと、取材陣から「で、どうなんですか?」と突っ込まれた。「答えが出てこないんです。ごめんなさい」と苦笑しつつ、「僕のここ、空いてるんです」とオードリーの春日俊彰の持ちネタで返した。

この日、オリジナル曲に加え、男性曲として浜田省吾「もうひとつの土曜日」、女性曲として竹内まりや「駅」など全18曲を披露した。