「東京・浅草、そして日本を盛り上げまっせ! 」-。来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け結成された“現役車夫ユニット”東京力車のメンバー3人が14日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れ、5日にリリースされた「唯我独尊SOUL」のPRを行った。

今作品はメジャーデビュー2作目。和太鼓の音と祭りの掛け声をたっぷりと効かせた1曲で、メンバーの田井裕一は「いよいよ来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックに向け、僕たちが台風の目となって、盛り上げる気持ちで歌う。パワーアップしたダンスにも注目してほしい」と自信みなぎる仕上がりだ。

同ユニットは5人組で、全員が東京・浅草で人力車をひく現役車夫。ユニット活動と並行して、ほぼ毎日国内外の観光客を相手に、浅草を案内をしている。

「唯我独尊」の意味にちなんで「これは誇れる自分の一番は」を聞くと、田井は「MC力」、山田和則は「最年少の“末っ子”力」、白上一成は「歌唱力。いや、『浅草のかりん糖』という異名から(肌の)黒さかな」と回答。メンバーからは笑いがもれたが、改めて「それぞれの個性を生かして頑張りたい。ふんどしを締めなおす気持ちで」と、今回は車夫の仕事のため不在だった2人の分も含めて、力強く宣言した。

メジャーリリース後初となる関西での記念イベントは、15日に堺市西区のおおとりウイングス、16日滋賀県草津市のエイスクエアで行われる。午後1時、4時からの2ステージ。