ハリウッド商工会議所主催による「ハリウッド・ウオーク・オブ・フェーム(名声の歩道)」選考委員会は20日、2020年に新たに殿堂入りする有名人35人を発表した。

今回、殿堂入りするのは、ジュリア・ロバーツ、クリス・ヘムズワース、スパイク・リー監督、シンディ・クロフォードら。音楽界からはエルビス・コステロ、アリシア・キーズ、タニヤ・タッカーらが選ばれた。

選考委員長のヴィン・ディ・ボナ氏は、「名誉ある人々を新たに発表できてうれしい。今年の選考は特にユニークだった。ハリウッドにレガシーを築いた35人のアーティストの才能を認めることができた」とコメントしている。

ハリウッドの観光名所ともなっているハリウッド大通りの歩道「ハリウッド・ウオーク・オブ・フェーム」には、映画、テレビ、音楽、舞台など、エンターテインメント業界で活躍するスターや著名人の名前入りの星形が2000個以上、刻まれている。

毎年6月に、新たに殿堂入りするスターが発表となり、星形を歩道に追加するセレモニーには本人が出席することになっている。(ニューヨーク=鹿目直子)