坂口健太郎(27)吉田鋼太郎(60)が23日、都内でダブル主演する「劇場版ファイナルファンタジー14 光のお父さん」(野口照夫、山本清史監督)の公開記念イベントに出席した。

すれ違っていた親子がオンラインゲーム「ファイナルファンタジー14」を通して交流を深めていく、実話を元にした物語。書籍、ドラマ化もされた累計アクセス1000万超の人気ブログを映画化した。

2人はいつの間にか距離が生まれてしまった親子を演じた。昨日21日に公開を迎え、SNSで評判を検索したという坂口は「『坂口健太郎』でも『光のお父さん』でも調べました。とっても評判がいいし、温かい言葉を発信してくれる人がいてうれしい」と高評価に安心した様子。吉田も「僕はエゴサーチをする人。1日5回くらいする」と明かすと、「(ドラマ版で父親を演じた)『大杉漣さんのイメージを壊すな』『吉田鋼太郎ってどうなんだ』というつぶやきを多数見ていた。でもいざ開くと『吉田鋼太郎もよかった』と言ってくれた人がいた。ちょっとホッとしています」と話した。

イベントには坂口、吉田のほか、母親を演じた財前直見(53)、坂口の妹を演じた山本舞香(21)も出席。財前は華やかな家族構成に「あり得ないですよね。本当にすてきなお父さんだし…」とキャストを見渡し笑顔。坂口については「息子は肉体美の自慢をしますね。『脱いだらエロいんです』とか『触ってみてください』とか言うんですよね」とやりとりを語った。坂口は「ちゃんとお母さんに、現場中も報告していました」と鍛え具合を知らせていたことを明かし、会場の笑いを誘った。

佐久間由衣(24)佐藤隆太(39)、実写パートを担当した野口照夫監督(44)、ゲームパートを担当した山本清史監督(40)も登壇した。