男性歌謡グループ「純烈」が23日、大阪市内で新曲「純烈のハッピーバースデー」の発売記念イベントを行った。この日は純烈のデビュー記念日。

10周年を迎えたリーダー酒井一圭(44)は「この半年間、メンバーの脱退もあった。大スキャンダルよ。心配をおかけました。前川清さん、小林幸子さん、ビートたけしさん、いろいろな人に声をかけていただき、解散せずにすんだ」としみじみと振り返った。

今年1月には元メンバー友井雄亮氏が女性問題で脱退。解散危機もあったが、酒井は「なんとかステージに立っている」と感謝した。

この日の2回のミニライブには、計約2000人が詰めかけた。ステージでは新曲「純烈のハッピーバースデー」(5月15日発売)を披露した。4人体制になって初の勝負曲で“新生純烈”として再出発する曲となる。曲調は本格的なラテンナンバー。小田井涼平(48)は「2年連続の紅白を目指したい」と高らかに宣言した。

ミニライブ後に囲み取材に応じた酒井は、世間を騒がせているお笑い芸人による“闇営業”について「やりたいな。悪い人の闇営業はいけないけどね」と話した。挑戦したいことの質問に小田井は「本当に挑戦してもいいなら闇営業に挑戦したい」とかぶせると、酒井は「また記者会見やるの?」と笑わせた。

ライブには親交のあるラーメン店「天下一品」グループの木村勉会長(84)がゲストと出演。記念としてメンバーとマネジャーに天下一品の渋谷店(東京)のラーメン並の1年間無料パスをプレゼントした。