お笑いコンビ、千鳥と女優中村静香(30)が16日、都内で回転ずしチェーン「無添くら寿司」の新商品発表会に出席した。すしの旬の極みシリーズ第6弾「はも天寿司」「新物うに」と、ハンバーガーの「極みKURA BURGER チーズフィッシュ/ビーフ」が発表された。

千鳥の2人は戦隊ヒーロー、アイアンレンジャーのコスプレで登場。悪人に襲われた中村を、必殺のパンチ、キックで救出した。大悟(39)は「俺たちが不祥事を起こしたら、この格好でテレビで紹介されちゃうんだろうな」とぼやき。ノブ(39)は「いつもより舞台を広く使って、力が入ってたじゃないか。1億円くらいギャラをもらったんか」と突っ込んだ。

大悟は「(力を)抜くな! と言われています」と、かわいがってもらっている志村けん(69)の“志村イズム”の継承であることを強調。取材陣から「直営業で1億円のギャラだったら行きますか」と質問されると、大悟は「直営業で1億円だったら行って、辞めてもね…」とまんざらでもない様子を見せた。

所属の吉本興業では、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)ら13人の芸人が闇営業で反社会的勢力からギャラを受け取っていたと謹慎処分になっている。アイアンレンジャーとして、反社会的勢力と戦うかを聞かれると、ノブは「この格好でコメントするのは…。東国原(英夫)さんに聞いてください」と逃げの姿勢。芸人が記者会見をするべきかを聞かれて、大悟が「会社の対応が遅かった」などと話し始めると、すかさずノブが「僕らバカだから分かりません」とかわした。

吉本興業では所属する6000人のタレントに、反社会的勢力との関わりなどでヒアリング調査を進めている。大悟は「僕は、そっちよりも『女の方を気をつけろ』と言われています」。女性方面も、モテモテの“志村イズム”なのかという質問に「受け継げるものなら、受け継いで行きたい」と笑った。

すしとハンバーガーの試食ではノブは「すし屋さんで出しているハンバーガーとは思えない。一番本格的じゃないですか。食べて幸せになれる」。大悟は「すごく、うまい。一番の衝撃じゃないですか。1回味わうと病みつきになります」。中村は「極めている。こだわりがすごいですね」と話した。