プロゴルファーで元賞金女王の古閑美保さん(35)が11日、フジ系「ワイドナショー」に出演し、AIG全英女子オープンで日本勢42年ぶりのメジャー制覇を達成した渋野日向子(20=RSK山陽放送)の衝撃を語った。

「とんでもないですね。すごいですね」。素直な感想から口を開いた古閑さんは、全英で優勝を決めた18番のバーディーパットに「あれはビックリしました」と言い、持論を展開した。

渋野は、首位タイで18番を迎え、バーディーを奪えば優勝、パーならプレーオフという状況だった。

「もちろん強く打たなきゃ入らないんですけど、そうなんですよ。私だったら、でも、ちょっと次のパットを考える。普通の人間は、うん。まあ、彼女も普通の人間なんですけど、彼女は2位でも3位でも4位でも…何でもよかったんじゃないですか。1位以外は」

勝負に出た強めの渋野の“サヨナラ・バーディー”をこう振り返り、さらに「外してもいいと思ってたと思う。プレーオフ、どうしてもしたくなかったんでしょうね」と続けた。

これには、進行のダウンタウン松本人志が「そうや…たらたらしてんじゃね~よ、ですね」。全英でも食しながらプレーしていた渋野の好物にひっかけて、感想を語った。

また、古閑さんは、いきなり注目度が最上級となった渋野に「彼女もいきなりシンデレラガールとか、スマイルなんちゃらになっちゃったので、そこは考えてもらわないと」と言い、試合に集中させるため、過熱取材の自粛を訴えかけた。

この流れで、長嶋一茂氏は、今春キャンプでファンサービス中に肩を痛めた中日の松坂大輔を例にあげ「ハイタッチはやめさせた方がいい。松坂君にもあったんですけど、逆方向に腕引っ張られたらケガするから」と話していた。