ピアニスト辻井伸行氏(31)が、11月9日に行われる「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、奉祝曲のピアノ演奏を担当することが24日、分かった。都内で行われた同祭典の企画発表会見で発表された。

奉祝曲は、祭典第2部の祝賀式典で披露される。岡田恵和(おかだよしかず)氏が作詞、菅野よう子氏が作曲を担当し、辻井氏がピアノ演奏。嵐が歌唱する。トータルで15分予定。辻井氏のコメントは以下の通り。

「御即位を謹んでお祝い申し上げます。お祝いの演奏を心を込めて演奏いたします。令和を代表するピアニストとして、世界中のみなさんに、音楽の素晴らしさを伝え続けていきたいと思います」(原文まま)

祭典の総合演出を手がける黛りんたろう氏によると、奉祝曲は3部構成の組曲という。まずオーケストラの演奏からスタート。その後、2部では辻井氏のピアノソロ演奏となり、途中からオーケストラが協奏する。3部は歌のパートで、基本的には嵐の歌唱が中心。3部にはオーケストラの伴奏があり、今のところ辻井氏が伴奏するという予定はないという。奉祝曲は「まだ完成していないが、間もなく出来上がる予定」という。