2020年東京オリンピック(五輪)を記録する公式映画の監督を務める河瀬直美監督(50)が、フランスの世界的女優カトリーヌ・ドヌーブやジュリエット・ビノシュらが所属する、フランスの芸術エージェント「Artmedia」とエージェント契約を結んだことが12日、分かった。

河瀬監督は現在、辻村深月氏の長編小説を実写映画化した新作「朝が来る」(20年公開)の編集を、パリで行っている。同監督は自身が代表を務める「組画」を通じ「ヨーロッパを代表する老舗の芸術エージェントです。昨今、海外の案件などが増えているため、今後の海外窓口を『Artmedia』と『組画』との共同で行うこととなりました。これからも国内外にかかわらず、活動の幅を広げ、丁寧な仕事と表現と出会いを重ねてゆければと願っております」とコメントした。