タレント中山秀征(52)が17日、MCを務める日本テレビ系「シューイチ」に生出演し、合成麻薬所持の容疑で逮捕された女優沢尻エリカ容疑者(33)との共演を振り返った。

中山は07年、自身が司会を務めた同局系情報番組「らじかるッ」に沢尻容疑者がゲスト出演した際、不機嫌な様子だったことを回想した。番組出演は、同容疑者が「別に」と発言し批判を浴びた主演映画「クローズド・ノート」舞台あいさつの前日だった。

9年後の16年「シューイチ」に出演した同容疑者から当時の対応を謝罪されたことを振り返り、「『あの時は本当に申し訳なかった。本当に反省しています』と明るく語ってくれて、本当に頑張っているんだと感じていた矢先だったし。全く表情も変わって、順調にいってるんだと思っていた」と逮捕に驚いていた。

同容疑者と友人関係にあり、中山とともに司会を務める女優片瀬那奈(38)は「悲しくて、ショックで、何で、驚きと渦巻いていて。これだけ近くにいて何も知らなかったのは本当に悲しいし、裏切られた気持ち。近かったからこそ言ってほしかったし、私は怒りたかった」と声を震わせた。同容疑者に悩みごとはなかったのかとの中山の問いには、「仕事は順調だったと思うけど、自分(沢尻)の中で葛藤はあった。今度ゆっくり話そうと話していたその矢先だったので。私も知らないことがあったのかな、もっと察してあげれば良かったのかなと、私も後悔しています」と複雑な心境を語った。