女優沢口靖子(53)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の23日放送の第26話の視聴率が11・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と24日、分かった。前回の10・1%から0・9ポイント、アップした。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念して、今年20年3月まで1年間放送される。

第27話のゲストは浅野和之ほか。老舗フレンチ「シェ・オバタ」の総料理長、池住政司が調理場で殺害された。榊マリコ(沢口)ら科捜研メンバーが調べたところ、前頭部に挫創があり、池住は鈍器で殴られたようだった。

実は、「シェ・オバタ」では創業者の息子で現社長の小畑常治(浅野)が退任し、池住が社長に就任する予定だったという。2代目社長の小畑に料理の才はなく、ひたすら事業拡大を推進。経営方針に反発する従業員も多く、被害者の池住がクーデターを起こしていたのだった。

そんな中、従業員たちが池住と口論する社長を目撃しており、小畑に疑いの目が注がれた。