中居正広(47)が3月末をもってジャニーズ事務所から独立することを発表して一夜明けた22日、木村拓哉(47)が同事務所を通じ、中居の退所について書面で「それぞれが決めたこれからの人生、お互いに前に進もう」とコメントした。

中居は86年、木村は87年にジャニーズ事務所入り。91年にともにSMAPとしてデビュー。16年末の解散まで30年弱をともにした。解散騒動後以降、2人の溝はいまだに深いと話す関係者もいる。中居は今月21日の退所発表会見で、木村への思いを聞かれ「やりたいこともやってるし、芝居もやってるし。思いは…直接言います」と話していた。

中居は、木村をはじめ17年9月に退所した稲垣吾郎(46)香取慎吾(43)草なぎ剛(45)にもメールで退所を報告していた。稲垣、香取、草なぎの3人は、中居会見当日に連名で「一緒に頑張ってきた中居くんの新しいスタートにエールを送りたいと思います」と伝えており、木村のコメントも注目されていた。

中居は22日、テレビ朝日系情報番組「中居正広のニュースな会」に出演し、元SMAPでオートレーサーの森且行(46)にも報告していたことを明かした。「(21日の)会見中に返事が来たんです。『そういうことだったんだ! お疲れさま。会見出ようか?』って言ってました。なんだこいつ? って(思った)」と告白し、笑いを誘った。「リーダー」として元SMAP5人全員に報告していた形だ。