NEWS増田貴久(33)が27日、都内で、WOWOW「連続ドラマW パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件」(3月7日放送開始。土曜午後10時)完成報告会に出席した。WOWOWドラマ初出演。

同作は作家柚月裕子氏原作の「パレートの誤算」が原作。貧困ビジネスに切り込んだ社会派作品の映像化。ケースワーカーの殺人に隠された社会保障の闇と新たな希望を描き出すヒューマンミステリーだ。

社会派作品へのオファーを受けた増田は「なんで、なんで俺なのとマネジャーを質問攻めにした」と話した。だが「プロデューサーさんの手紙に感動して、内容を見る前にやりますってなった。それから柚月さんの原作を読んで、自分が知らなかった部分、気にしてこなかった部分を勉強できて、この作品に関われて幸せでした」。

撮影時のエピソードとして、リハーサル時に共演する女優の髪にライターの火が燃え移るハプニングがあったことを明かし、「それでも芝居を続けていて、女優ってすげえなって。自分はアタフタしてしまった」と笑った。

「重いテーマの中で、普通の人が必要だということで起用してくれたと思っています」とし、「普通の感覚でフラットに見たらどうなんだろうという感覚で演じたので、たくさんの人に見てもらえたらと思います」とアピールした。

この日、主演の橋本愛、北村有起哉、松本まりか、

ドラマ初出演となるジャニーズJr.内グループ「美 少年」の那須雄登、小林聖太郎監督、原作者の柚月裕子氏も登壇した。

増田は那須に「撮影頑張って」とメールを送るも、返信がなかったことを明かし笑いを誘った。那須は「スマホをあまり見ないので」と恐縮した。

橋本は「うそじゃない希望を丁寧に作ったつもり。私たちが出来ることは作品を作って世界を変えることなので、それが出来ると最後まで信じて作り上げた作品です」と胸を張った。