お笑いタレントのぜんじろう(52)が、滞在中の欧州で広がっている新型コロナウイルスに関連するアジア人への差別やデマについてつづった。

ぜんじろうは9日、ツイッターを更新。「今、欧州ツアーでドイツですが、マスクや消毒液など売り切れなのは『中国系が全部買って家族に送ってる』とか『日本人が全部買い占めてる』なんて、一部のデマもあったり。コロナも広がってますが、こんなデマの急速な広がりもタチが悪いですね」とつづった。

その後の投稿では、「ドイツのフランクフルトの駅前で、旅行かばんをガラガラひいて移動中、中東系の方に『おい!チャイナ!コロナ持ってくるな!』と、車から叫ばれました」と暴言を吐かれたことを明かし、「テロの時に、関係のないイスラム系の方が差別にあった時の気持ち。。分かりますね。。複雑な気持ちですね~」と吐露した。

さらにその後も、「ドイツのフランクフルトのホテル前で『おい!ニーハオ!コロナ出ていけ!』と、車からまた叫ばれました」と、差別が日常的になっている状況をつづり、「隣にいたヨーロッパ系の男性が『バカだから相手にするな』言ってくれて、いい人もいるな~と思って安心したんですが、立ち去った後、見たら、手と鼻をおもいっきりアルコール消毒してました(笑)」と、ユーモアを交えてツイートした。