女優剛力彩芽(27)が16日、千葉・ロイヤルガーデンパレス柏日本閣で、映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」(香月秀之監督、2021年春公開)製作発表会に出席した。映画出演は、14年4月公開「L DK」以来7年ぶり。前沢友作前ZOZOタウン社長との破局報道後、イベント出演ははじめて。

同作は終活を人生整理と捉え、その後に明るく過ごせる人生と2世代の家族を描く作品。剛力は熟年離婚寸前の夫婦の娘としてキッチンカーを経営する大原亜矢を演じる。

「久しぶりの映画で撮影も緊張していましたが、暖かいアットホームな映画になっています」とあいさつ。役について「そういう場に出会うことがないので想像が付かないけど、ささいなことが大きなけんかに発展すると、娘としてはどうしても母親側についてしまう。私たちの立場からして、お芝居を通してリアルな両親がどう見えるか、新たに考え直すきっかけになったらいいなと思っています」と話した。

終活にちなんで最近捨てたものを聞かれると、「洋服の整理をして。途中マンガとか読んでいてなかなか終わらない」と答えた。洋服好きをアピールした剛力だが、購入はネット通販かの問いには「試着が好きなのでお店に行きます」と笑顔で答えた。

この日、主演の水野勝、松下由樹、高畑淳子、橋爪功、香月秀之監督も登壇。橋爪は新型コロナウイルスの報道について、「こわいから見ないようにしているけど、何人死んだではなく治った報道もしてほしいね」と報道陣にアピールした。