w-inds.の緒方龍一(34)が、5月末をもってグループから脱退することが1日、発表された。所属するライジングプロダクションとの契約も終了するという。

w-inds.として活動を続ける千葉涼平(35)橘慶太(34)の2人もそれぞれコメントを発表した。

千葉は「同じグループの仲間として友として19年間さまざまな状況を一緒に乗り越え、苦楽を共にしてきました。個人的にはグループ結成前から合わせて22年の付き合いとなります。数え切れないほどの笑い合った楽しい思い出があり、今はすごくさみしく悔しい気持ちでいっぱいです。これまで3人を応援してくださっていたファンの皆様にとってもさまざまな感情やご意見があるとは思いますがこの決断をご理解いただけたらと思います。いつかまたステージの上で一緒に音楽を楽しめるそんな日が来ることを願いながら僕自身もさらに自分を磨いて頑張りたいと思います」。

また橘も「19年間、一緒に歩み続けてくれたことを感謝しています。本当にありがとう。20周年をいつも応援いただいているファンの皆様と3人で迎えるという大きな目標、約束を果たせずに申し訳なさと悔しさでいっぱいです。本当にごめんなさい。僕達は、これを一つの終わりではなく、新たな始まりとして前を向いて進んでいきたいと思います。w-inds.に愛を持って応援していただいていた皆さまにご理解いただけるようこれからも全力で頑張ります」とコメントした。

w-inds.は、00年11月から都内でストリートパフォーマンスを開始し、01年3月にシングル「Forever Memories」でデビュー。同年の日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも6回出場。04年の台湾での単独公演を皮切りに、アジアでも数多くの単独公演を行うなど人気だ。今年1月には10年2カ月ぶりとなる台湾での単独公演を行い、同月末からファンクラブツアーを開催していた。