フィギュアスケート元世界女王の安藤美姫さん(32)が、子どもの“顔出し”について思いを語った。

安藤さんは3日、インスタグラムを更新。「今回、初めて娘とテレビというメディアにて共演させて頂きました」と、同日放送の日本テレビ系「有吉ゼミ」で7歳の娘との生活をテレビで初公開したことに言及した。

これまではSNSなどでも娘の顔を隠していたが、「それは自分なりに娘の事を思っての選択でしたが 同時に悲しい生活でもありました」と葛藤があったという。「娘にとっては普通のお母さんなのに…娘といる時は普通のママなのに…世間での私のフィギュアスケーター“安藤美姫”という立場もあり普通ではない生活。小学生になった娘は『なんで私の顔を隠すの!?』『後ろに隠れた方がいい!?』と聞いてくるようになり その方が娘にとっては悲しかったんだと気づきました。『そうだよね…ごめんね…』と申し訳ない寂しい思いにもなりました」と、娘とのやりとりを明かした。

「そんな言葉に娘も自分の気持ちをしっかり持って伝えられる歳になったんだなと。このタイミングなら、娘の環境を変えてあげても大丈夫なのではないかなと考えました」と、娘の姿をテレビで初公開した理由を説明。批判を受けるのではと悩んだというが、「18歳の頃から周りが信じれなくなった私にもやっと人を信じる、信じてもいい人がいる。本当に応援して下さっている方々がいる。支えてくれる人がたくさんいる。という気持ちになり、娘の存在の意味をきちんと理解して下さる信頼のおける方々に出会えたので、密着企画という形で今の自分を見て頂く事でお世話になっている方々に感謝をお伝えしたいと出演をさせて頂きました」とした。