KAT-TUN亀梨和也(34)が、舞台「迷子の時間 -『語る室』2020-」(11月上演予定)に主演することが4日、分かった。

今年からリニューアルして生まれ変わった東京・渋谷のパルコ劇場のオープニング・シリーズ作品で、初めて同劇場に立つ。

同作は、劇作家の前川知大氏が作・演出を手掛け、15年に上演した「語る室」をベースにしたSFサスペンス。田舎町の山道で、バスの運転手と幼稚園児が姿を消す。亀梨演じる警察官は、消えた子どもの叔父で、奇妙な幻覚に悩まされる。霊媒師や未来人など、独特の世界観あふれる人物たちが物語を展開する。

もともとは今年4月に上演情報解禁の予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて一度は見送ったという。亀梨は「初めてのパルコ劇場。また、オープニングの1年に参加させていただけること、本当にありがたく感じています。日々、世の中の状況が変化していく中、みんなで話し合いを重ね、今という時間を柔軟にとらえ、さまざまな決断、できる準備を進めていきたいと思います」とコメント。「今だから、今しかできない時間を、しっかり積み上げていきたいです」と意気込んだ。