京都・よしもと祇園花月で4日、5カ月ぶりに再開予定だった祇園花月での吉本新喜劇公演関係者に体調不良者が判明し、急きょ再開が取りやめになるハプニングがあった。ただ同日夜、医師の診断を経て「公演に問題はない」と分かり、5日から再開することを決めた。

吉本興業はこの日午前、「現在の新型コロナウイルス感染状況を鑑み、急きょ、本日8月4日の新喜劇公演を中止としました」と説明していたが、その後、医師の診断、検査などを経て、感染症ではないと判明。夜になって、1日遅れて、5日から祇園での新喜劇を上演再開することを決めた。

新喜劇の場合は稽古などで接触も多く、慎重になったとみられる。

5日の上演は、当初の予定通り、コロナ禍から再開後初座長となる酒井藍(33)らが出演する。

急きょ取りやめた4日の公演は、予定していた「お笑いライブ」3組に加え、新喜劇に代わって5組を追加キャストとして上演した。

吉本では、大阪・なんば花月(NGK)などの本拠地劇場について、6月から順次上演を再開。吉本新喜劇については、NGKで7月17日に再開させた。