俳優ムロツヨシが主演を務める日本テレビ系「親バカ青春白書」(日曜午後10時30分)13日放送の最終話世帯平均視聴率が9・5%(関東地区世帯)だったことが14日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第1話は10・3%、第2話は8・5%、第3話は8・1%、第4話は8・7%、第5話は8・3%、第6話は8・2%だった。

人気演出家福田雄一氏が手がける、ムロツヨシ主演のオリジナルドラマ。ムロ演じるシングルファーザーの小説家・小比賀太郎(通称ガタロー)が娘・さくら(永野芽郁)を溺愛するあまり娘と同じ大学に入学してしまい、娘や同級生たちとの学生生活を楽しむ青春コメディー。ムロの最愛の妻で病死した幸子を新垣結衣が演じるほか、さくらの大学の親友・山本寛子役を今田美桜が演じる。また、さくらの恋人候補・畠山雅治役を中川大志が演じる。

最終話で小比賀家でのシェアハウス生活が続く中、美咲(小野花梨)がお酒の席でガタローにキスしたことに衝撃を受けたさくらがひょう変する。日常生活に支障をきたすほどの動揺を覚えていた。

一方、さくらの異変が自分への気持ちが冷めたためだと思い込む鈍感なハタケ(中川大志)は、失恋の予感に心乱される。エスカレートする美咲の行動にもやもやを募らせるさくらだが、ついにガタローをめぐる水面下のバトルが勃発する。友情に影がさす中、さくらの異変にいち早く気づいたガタローの母・多恵(高畑淳子)が香川から上京してくる。さくらは誰にも言えない胸の内を祖母に相談する。

一方、娘の心配をよそに順調に新作の打ち合わせを進めるガタローは、美咲に亡き妻・幸子(新垣結衣)とのある共通点を見つける。男運のなさと向き合いながらもさくらに寄り添う寛子、YouTuberとして一皮むけつつ美咲への思いを諦められない根来(戸塚純貴)と、青春の悩みがてんこ盛り。そんな中、多恵の話を聞いたさくらは、優しかった母・幸子の衝撃的な過去を聞く。