酒気帯び運転容疑で逮捕された元TOKIOの山口達也容疑者(48)が24日午後10時すぎ、警視庁本部から釈放された。

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川崎つばさ法律事務所の川畑さやか弁護士

釈放された場合、警察は在宅事件として捜査を進めていき、初犯ということで裁判をしないで書類で審理する略式起訴となるのでは。量刑は30万円程度の罰金刑で、前科がつくことになると思われます。また、運転免許の行政処分として、呼気1リットル中のアルコール量0・25ミリグラム以上だと違反点数25点で免許の取り消しになります。今回のケースでは大幅に超える0・7ミリグラムなので免許取り消しとなり、2年間は再取得できません。今回は酒気帯び運転だけでしたが、飲酒運転でケガをさせたりするなどし、過失運転致傷罪に該当すると、裁判が開かれより重い罪に問われます。