大地真央(64)神田沙也加(33)が舞台「ローズのジレンマ」(来年2月6~25日、東京・日比谷シアタークリエ)で13年ぶりに共演する。大地は神田が「第2のママ」と慕う存在で、08年の舞台「紫式部ものがたり」以来2度目の共演となる。

「ローズ」は人気劇作家ニール・サイモンの傑作で、経済的にピンチに陥った大物作家ローズが恋人だった作家の遺作を仕上げる中で残された人生と向き合う姿をユーモラスに描く。大地はローズ、神田はその助手を演じる。

13年ぶり共演に、大地が「この13年の間で本当に成長したのがうれしい。一緒に作り上げることができるのはとても楽しみです」と言えば、神田は「10年ごとに『どれだけ成長したの?見せてみなさい』と言われているような気持ちで頑張ろうと思います」。さらに大地が「声がいいし、感情豊かで、本当に大きくなった」と褒めると、神田は「大好きで、一番尊敬している方。虹の色で言うなら7色以上お持ちというか、何色にでもなれすぎて、不可能な色がないのではと思います」と応じた。

恋人だった作家に別所哲也、若手作家に村井良大が共演する。演出は小山ゆうな氏。