松岡茉優(25)主演のTBS系火曜ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(火曜午後10時)の最終話が6日、放送される。

7月18日に亡くなった三浦春馬さん(享年30)の遺作として多くの注目を集める同作だが、ゴールデン帯で連ドラ初主演となる松岡の熱演も話題となっている。

当初は全8話予定だったが、三浦さんの訃報を受けて台本を一部修正し、全4話に。松岡はお金を正しく使うことにこだわりをもち、おもちゃメーカーの経理部で働く“清貧女子”九鬼玲子役を演じている。三浦さんは、同メーカーの御曹司で、おカネにルーズな浪費男子・猿渡慶太役として出演。ひょんなことからはじまった玲子との同居生活での2人のコミカルなやりとりが魅力だ。

松岡は自分の価値観を大切にしつつ、性格が正反対の慶太と接することで少しずつ変化していく玲子の微妙な心の移り変わりを見事に演じきっている。

ここまで冷静で落ち着いた役柄を演じていたが、第3話では15年間片思いする先輩・早乙女健(三浦翔平)に振られて号泣する振り切った姿をみせた。このギャップがSNS上でも話題になり、ツイッターでは「松岡茉優は感情が爆発する演技がまじですばらしすぎる」「玲子さんが松岡さんでよかった」「松岡茉優、さすがアカデミー賞受賞した女優さん、レベルが違うわ」といった絶賛の声が上がった。

また、三浦さんのファンからも「松岡茉優ちゃん最後まで演じてくれてありがとう」「三浦春馬くんの演技を見たくて見始めたけど、松岡茉優ちゃんの演技にもどんどんひきこまれる」といった声が聞かれる。

第3話では、振られて落ち込む玲子を慶太がなぐさめてキスするシーンで終わった。

玲子に恋する後輩・板垣純(北村匠海)と慶太、さらに早乙女を加えた4つどもえの恋のゆくえに注目が集まる。