日向坂46佐々木久美(24)が6日、都内でグループ初のドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」(監督)舞台あいさつに出席した。

グループとしてファンと対面するのは、2月4日に横浜アリーナ行われたイベント出演以来となった。キャプテンの佐々木は「こうやってお会いするのは久しぶりで、緊張しています」とあいさつ。

8月の公開初日から約3カ月もの間ロングラン上映されていることに、「それだけ見てくださる方が多いということが実感できてうれしいし、鑑賞してくれて励みになりました。おひさま(ファンの総称)の力のおかげです」と笑顔で感謝した。

19年2月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」から「日向坂46」に改名。映画は躍進を続けるグループに密着し、拡大する人気の裏に隠れた苦悩や葛藤を収めている。佐々木は、3期生上村ひなの(16)の成長が印象的といい「ライブで参加曲が増えて、自分の中で葛藤するシーンがあった。赤ちゃんだと思って見ていたのに、ひなのなりに頑張って考えて成長しているんだと思ったら、涙出ちゃいました」と感慨深げに話した。

新型コロナの影響により、12月に予定していた初の東京ドーム公演は来年に延期。佐々木は「今年は思うように活動できないことが多々あり、メンバーも先が見えない日々もありました。そんな中でもおひさまの声を聞くだけでパワーをもらえて、頑張ろうという気持ちになれます。(来年は)もっとパワーアップした姿をお見せできると思います」と前向きに話した。

潮紗理菜(22)加藤史帆(22)齊藤京子(23)高瀬愛奈(22)東村芽依(22)も登壇。