女性ボーカルグループ「SPEED」の元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員(37)が、プロレスラーデビューを果たした長男の礼夢(らいむ=16)に「母はどんなときでもあなたを見守っています」とメッセージを送った。

礼夢は7日、ヒートアップ代表で、入門当時から指導を受けた「TAMURA」こと田村和宏(40)と対戦し、逆エビ固めで敗れたが、後半には得意のブレーンバスターやバックエルボーを決めるなど、見せ場を作った。

長男のデビュー戦を会場で見守った今井氏は、試合後の深夜にインスタグラムを更新。「正直、不安や心配など複雑な気持ちがありました」と、先天性難聴という障がいを抱える長男の挑戦に、「『プロレスラーになりたい』と告げられた日から母として葛藤の日々が続きました。聞こえなくてもプロレスはできるのだろうか。怪我をしたらどうしようか。高校に進学せず大丈夫だろうか。正直、不安や心配など複雑な気持ちがありました。でもやっぱり、息子の夢を、、、思いを、、、止めてはいけない。止めちゃいけない。何度も何度も自分に言い聞かせました」と振り返った。

「息子には、まっすぐにできると信じてほしいし、夢を追い続けてほしかった。今日はその夢が一つ叶いました」と今井氏。「今日がゴールではなく、今日からがスタートです。デビュー戦は負けたけど、これからも挑戦し続けて、多くの方々に笑顔と勇気を与えられる選手になってほしいと思います。続けたいと思う限り全力で頑張りなさい。辞めたいなと思ったときはいつでも帰っておいで。母はどんなときでもあなたを見守っています」とメッセージをつづり、「今日はホントお疲れ様でした」とねぎらった。