松竹は9日、新型コロナウイルス感染のため、療養していた歌舞伎俳優、片岡孝太郎(52)が、10日から京都・南座で上演中の「吉例顔見世興行」に出演することを発表した。

孝太郎は11月22日に感染が確認され、出演中の東京・国立劇場の「11月歌舞伎公演」第2部が中止になるなどし、5日に開幕した南座での師走恒例興行も休演していた。

孝太郎の父、片岡仁左衛門(76)も、濃厚接触者として6日まで休演していたが、7日から舞台復帰している。