日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(金曜午後9時)で25日、「風の谷のナウシカ」が放送され、平均視聴率(関東地区)が10・2%だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。

宮崎駿監督が描く、絶対的ヒロインのナウシカ。世界中の映画やアニメに影響を与え、女性主人公のあり方を変えた、まさに日本アニメーションを代表する珠玉の名作。公開から35年以上たった今も色あせることのない作品だ。

火の7日間と呼ばれた戦争後に文明が崩壊してからおよそ1000年。世界は有毒な菌類の森“腐海”に覆われようとしていた。ある夜、世界征服をたくらむ国家の軍用輸送機が小国、風の谷に墜落。現場に向かった風の谷の姫、ナウシカ(島本)は、瀕死(ひんし)の少女から積み荷を燃やしてほしいと頼まれる。輸送機には、火の7日間戦争で世界を焼き尽くした最終兵器“巨神兵”が積まれていた。

◆これまでの放送日と視聴率◆

・初放送(1985年4月6日)16・50%

・2回目(1986年7月25日)16・4%

・3回目(1988年7月22日)17・5%

・4回目(1990年9月28日)18・2%

・5回目(1992年7月17日)21・4%

・6回目(1994年3月25日)16・6%

・7回目(1996年3月8日)19・3%

・8回目(1997年7月4日)19・0%

・9回目(2000年2月11日)23・3%

・10回目(2002年1月11日)19・8%

・11回目(2004年1月16日)19・4%

・12回目(2006年2月3日)15・3%

・13回目(2008年6月6日)15・3%

・14回目(2010年2月19日)17・5%

・15回目(2012年5月11日)14・6%

・16回目(2013年12月27日)12・9%

・17回目(2017年1月13日)12・7%

・18回目(2019年1月4日)10・4%

・19回目(2020年12月25日)10・2%