30日で吉本興業とのマネジメント契約を終了したお笑いコンビ、キングコングの西野亮広(40)が31日、オンライン「voicy」の「西野亮廣エンタメ研究所」で「吉本興業を退社した今の気持ち」と題した放送を配信した。

退社前に、マネジャーとの仕事上のLINEのやりとりをツイッターにアップしたことについて「これについては、ごめんねと謝った。飲みに行く約束をしています。退社のきっかけって、それじゃないんですよ。そんな、しょうもないことで辞めませんよ。僕がマネジャーに怒ることなんて、これまでも何100回とあったし、YouTubeチャンネルでもいじらしてもらった」と、マネジャーとのトラブルが退社に結びついたとする報道を否定した。

そして「ある時から僕の仕事って、いわゆるタレントさんの仕事と違って、例えば学校を作ったり、絵本を作ったり、今回のように映画を作るのがメインになってきたんですよね。今、キングコング西野って、メディアに出ることが活動の軸になっていないんですよね」と、現在の仕事内容について説明した。

「多くの仕事を吉本興業ではなく、自分の会社でハンドリングしていて、予算を集めることから、スタッフを集めることから、制作、運営、マーケティングを自分たちでやってるんですよね。去年のクリスマスに六本木ヒルズで大きめの個展をやっていますが、あれも自分たちで予算を捻出して、スタッフを集めて、吉本興業と一緒にできる部分は、吉本興業と一緒にやっていた感じですね」と、吉本興業に依存することなく事業を進めてきたことを明かした。

そして「これらの仕事とって、実現させるために普通に3、4年かかるんですよね。吉本興業のなんとなくの決まりで、マネジャーが1年おきとか、早ければ半年で変わったりするんですね。その仕事が大きくなればなるほど、自分の仕事内容と、吉本興業の仕組みがマッチしなくなっていた」と退社に至る理由を説明した。