俳優市原隼人(34)が6日、都内で、映画「太陽は動かない」(羽住英一郎監督)の公開舞台あいさつに出席し、「死んだと思った」命がけの撮影秘話を語った。

市原はオープニングから観客の度肝を抜くような、バイクに引きずられる演技を含むハードなアクションを繰り広げる。

数々のアクションシーンがあるが、市原は「冒頭、ひざまずいて動けない状態の中で、後ろで車を爆破させて飛ばすシーンがあったんですけど、予想外のコースに車が来て、死んだと思いました」と命がけだった衝撃の撮影エピソードを明かした。

そして「本当に1つ1つ緊張感のあるシーンばかりです。本当に貴重です。このように挑戦させていただける作品に参加することが出来て心から感謝しています」と作品に込めた思いを語った。

同作は吉田修一氏の小説が原作。表向きは小さなニュース配信会社を装った「AN通信」という組織が舞台となる。藤原竜也(38)と竹内涼真(27)が演じるエージェントは、24時間ごとに本部への定期連絡をしなければ心臓に埋め込まれたチップの軌道装置が発動し、解除申請が出来なければ5分で爆死するという状況で任務を遂行する。

市原は藤原の同僚を演じた。