福島県を25日にスタートする予定の東京五輪の聖火リレーで、県は6日、新たに女優菊池桃子(52)がPRランナーを務めることを発表した。

菊池は昨年のNHK連続テレビ小説「エール」で、窪田正孝演じる、福島出身の作曲家古関裕而さんがモデルの主人公の母親役を務めた。

菊池は県を通じて「『エール』の福島ロケでは、多くの方々にエキストラとして御協力いただき、温かい雰囲気と優しい福島弁に包まれた思い出深い現場となりました。多くの人を元気づけ、励まし続けた『古関裕而メロディ』を心の中で奏でながら走りたいと思います」とコメントした。

福島県のPRランナーをめぐっては6日、窪田正孝とTOKIOが、いずれもスケジュールの都合で、昨年の時点で県に辞退を申し入れていたことが分かっている。窪田は走れなかったが、「エール」つながりで“母親”の菊池がランナーを務めることとなった。