竹内涼真主演の日本テレビ系連続ドラマ「君と世界が終わる日に」(日曜午後10時30分)の第8話が7日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が7・1%だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は8・4%、第2話は8・2%、第3話は8・0%、第4話は8・4%、第5話は7・2%、第6話は7・1%、第7話は7・1%だった。

日テレと配信サービス「Hulu」が共同制作する大型ドラマで、日テレ系で「シーズン1」として10話が放送され、一度完結したのち、3月から「シーズン2」としてHuluオリジナルで全6話が放送される。竹内演じる自動車修理工の主人公・間宮響を中心にとした世界の終末をテーマにしたサバイバルラブストーリー。

第8話で、ミンジュン(キム・ジェヒョン)がゴーレムにかまれたのは“女”に刺された傷が原因だったと知った響は、“女”の正体が来美(中条あやみ)だとは知らずに、憎しみを募らせていた。仲間たちもまた、ミンジュンを失ったことで報復心に駆られた。

一方、駐屯地にはゴーレムが侵入し、生存者が激減した。首藤(滝藤賢一)を裏切り、冷凍保存装置の中にワクチンが存在しないことを知ったジアン(玄理)は、駐屯地の一室に幽閉されていた。

そんな中、駐屯地で結成された自警団は、安全な場所を求めて駐屯地外への調査を始めた。そして、首藤がワクチン開発に尽力していると信じる来美は、首藤への信頼をますます厚くしていた。償いのため、自分の体を使った臨床実験を進める来美。そんな来美の心の傷を目の当たりにした等々力(笠松将)は、思わず来美を抱きしめた。

響は仲間たちと生き残るため、まだゴーレムが発生していない島を協力して守ることを坪井(小久保寿人)に持ちかけた。冷静を装い、淡々とやるべきことをこなす響。しかし、来美を忘れようと誓ったその心は仕返しの怒りに支配されていた。

翌日、島に見慣れないゴムボートが接近してきた。乗っていたのは駐屯地から偵察に訪れた等々力だった。首藤の下につき、島を明け渡せと迫る等々力に、響は激しい怒りを爆発させた。