新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなったタレント志村けんさんの銅像を故郷の東京都東村山市に設置する計画で、志村さんの定番ポーズ「アイーン」をかたどって制作することが9日までに決まった。7月にもお披露目する予定で準備が進んでいる。

志村さんは昨年3月に死去。銅像は同市や東村山青年会議所などでつくる実行委員会が計画中で、西武線東村山駅東口に等身大サイズで設置される。ポーズは実行委で検討し、人気ギャグ「だっふんだ」「ヒゲダンス」などの中から、「志村さんらしい姿」として「アイーン」を選んだ。

制作費は昨秋にクラウドファンディングで募り、約6500人が参加、支援金は2700万円を超えた。銅像の服装や全体のデザインは検討中。中野陽介実行委員長(37)は「支援者からも『アイーンがいいな』という声が多かった。完成を楽しみにしていただけたら」と話している。(共同)