養子3人を含む6人の子供たちの親権を巡って争っている俳優ブラッド・ピット(57)と米女優アンジェリーナ・ジョリー(45)の裁判で、長男マドックス(19)が父親に不利な証言をしたと米USウイークリー誌が報じた。

2016年にジョリーが離婚を申請し、19年には正式に離婚が成立したものの、その後も子供たちの親権を巡る争いは続いている。口論からピットがマドックスに暴力を振るったことが離婚の原因だと伝えられており、現在も2人の間には大きな壁があると言われている。マドックスは法律上の名前もピット性ではなく、母のジョリー性に変えたいと思っていると同誌は伝えている。

また、ジョリーは今月12日に新たにピットの家庭内暴力(DV)に対する申し立てを裁判所に行ったことも明らかになり、破局から5年たった今も2人の間で争いは続いているようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)