川口春奈(26)が17日、オンラインで行われたTBS系主演ドラマ「着飾る恋には理由があって」(20日スタート、火曜午後10時)の制作発表会見に共演者と出席した。

きれいに着飾ることで居場所を得ていたヒロイン・真柴くるみ(川口)が、価値観の違う人々とのルームシェアで自分らしさを見いだしていくラブストーリー。

インテリアメーカーの広報担当で、華やかな“着飾りガール”を演じる川口は、役柄について「全ては会社、社長のために身を削って頑張る子。見ている方に応援してもらいたいです。意味もなく着飾っているわけじゃないので、一生懸命やっている姿を泥くさく頑張りたい」と意気込み。SNSを駆使するインフルエンサーの顔も持ち「今っぽいし、新しいと思いました」と話した。

横浜流星(24)はシンプルを追求するミニマリストの料理人・藤野駿を演じる。料理は未経験だったが、2カ月かけて包丁さばきを猛特訓。切るのが得意な野菜については「タマネギです」と笑顔を見せた。陽気な性格の役どころで「自分にないものを持っていて難しい。監督からは『(明石家)さんまさんや大泉(洋)さん路線でやって欲しい』と言われた」と苦笑しつつ、「今は楽しくできるようになってきました」と話した。

また「作品の中でキュンとしたこと」を聞かれると、川口は夏川結衣(52)演じるバツイチのシェアハウスオーナー・早乙女香子のせりふにグッときたといい「『1人じゃ生きていけないかもしれない。それならこの家をみんなの家にしてあげたい』とサラッとおっしゃるシーンがある。こういう大人の女性になりたいと心から思ってます」。駿のはとこで、ルームシェアメンバー役の関ジャニ∞丸山隆平(37)は、くるみの上司を演じる飯尾和樹(52)の“中間管理職感”に「いるよね、こういう人。助けてあげたい。僕もグループの中でああいう役割を担うことがあるので」と共感していた。

星野源が書き下ろした主題歌は初回放送で解禁予定。川口は「ポップでキャッチーなものを想像していたら、しっとり聞かせる系の素晴らしい歌声でした」と印象を語った。

中村アン、山下美月、高橋文哉、向井理も登壇。