ブロガーで作家のはあちゅうさん(35)が、山梨県道志村のキャンプ場で19年9月、行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲さん(8)の母とも子さん(38)がSNS上で誹謗(ひぼう)中傷を受けている問題について、「誹謗中傷は明確に犯罪だという考えが社会に広まってほしい」と思いをつづった。

はあちゅうさんは21日、ツイッターを更新。とも子さんが中傷ツイート投稿者の情報開示を求めて提訴したことを報じた記事を貼り付け、「この件、本当にひどい。読むのもつらいけど、全文をぜひ読んでほしい…」と言及した。

自身もこれまでに一部のアンチから攻撃を繰り返し受け、書き込みに対する情報開示請求を行っている。「私は17年前にネット活動を始めてから、ずっと誹謗中傷の被害に苦しんでいたけど、去年の6月にやっと初めての裁判を起こした。お金も時間もものすごくかかる上に、特定できないことも多い」とし、「誹謗中傷は明確に犯罪だという考えが社会に広まってほしい。個人の問題ではなく社会問題」と訴えた。