来年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜脚本、小栗旬主演)の第3次出演者が28日、同番組の公式ツイッターで発表され、梶原善(55)の出演が明らかになった。

梶原にとって3回目の大河出演で、北条義時(小栗)の祖父・伊東祐親(辻萬長)に仕える下人、善児を演じる。

梶原は「善児が何を思い何を考えているのか今のところわかりませんが主から受けた命令は、必ず遂行するのだと思います」とコメントを寄せた。

主演の小栗旬のほか、これまでに菅田将暉、小林隆、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋、新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行らの出演が発表。27日には、第3次出演者として田中泯、江口のりこ、八嶋智人、佐藤B作、鈴木京香の出演が明らかになっている。

この日も公式ツイッターで新たな出演者が随時告知され、「大姫のフィアンセ」木曽義高役の歌舞伎俳優市川染五郎(16)、「北条を支える武士」仁田忠常役のティモンディ高岸宏行(28)、「比企能員の妻」道役の堀内敬子(49)、「後白河法皇の側近」平知康役の矢柴俊博(49)の出演が発表された。

合議制で政治が動いた鎌倉時代を舞台に、小栗演じる北条義時が幕府の最高権力者に上り詰める姿を描く。脚本は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く3作目の大河となる三谷幸喜氏が手掛ける。