近藤真彦(56)が、ジャニーズ事務所から退所することが30日、分かった。ジャニーズ事務所の公式サイトなどで発表された。中1だった77年にジャニーズ事務所入りし、80年「スニーカーぶる~す」で歌手デビュー。40年以上にわたって同事務所を代表するタレントとして活躍してきた“長男”が、決断をした。

同事務所は、公式サイトで「弊社所属タレント近藤真彦は、本日、2021年4月30日をもちまして、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道へと進みますことをご報告申し上げます」と発表。「これまで40年以上にわたり、近藤を応援してくださったファンの皆様、そして、ご支援くださいました関係者の皆様に、心より御礼申し上げます」とつづった。

「近藤より、これからの人生、自分の責任において芸能とレースの道を歩んでいきたいとの申し出がございましたので、弊社としましては、その意向を尊重し、自身で決めた道へと送り出すことといたしました。活動自粛期間中のご報告となりますこと、深くお詫び申し上げます」と伝え、「改めまして、ファンの皆様並びに関係者の皆様には、これまで近藤を支えていただきましたことに、心より感謝申し上げます。新たな決断をしました近藤真彦を、これからも変わらず、応援していただけますと幸いに存じます」とした。

近藤は昨年11月、「週刊文春」で、25歳下の会社社長女性との不倫を報じられ、芸能活動自粛処分となり、レース業の自粛も自ら申し出た。現在も活動自粛期間中だった。近藤は公式サイトで「この度の一連の騒動におきましては、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配ご迷惑をお掛け致しましたことお詫び申し上げます」(原文まま)とあらためて謝罪を伝えた。