新垣結衣(32)と星野源(40)が19日、結婚を発表した。

2人は16年のTBS系「逃げるは恥だが役に立つ」で共演。新垣は同作で日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演女優賞を受賞した。

当時のインタビューで、新垣は星野から学んだ「褒めること」の大切さについて明かしていた。

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-星野と初対面は

新垣 ポスターの撮影の時だったんですけど、すごく忙しくされていたので、「元気ですか?」って最初に声をかけたのを覚えていますね(笑い)。そこがすごく気になって。忙しさを感じさせず、現場に誠実に取り組んでいらっしゃったので。

-撮影現場で会話はしたか

新垣 しゃべっていましたね。台本の半分くらいは2人だけのシーンだったので、しゃべっていました。

-どんな会話を

新垣 オンエアの感想を話すことが多かったですね。「あのシーンの誰の顔が…」とか、「あの言い方がすてきだったよね」とか、話していました。スタッフを含めてみんなでオンエアの感想を話すんですけど、褒め大会みたいな(笑い)。それもまたモチベーションになり、とてもいい交流をさせていただきました。リスペクトできるってすごくいいなって思いましたね。

-演技も褒め合うのか

新垣 星野さんがすごく褒めてくれる人なので。もういい、ってくらい褒めてくれる人なので。私は、人を褒めることがうそくさくなっちゃいそうで苦手。すてきだな、ここがいいな、と思っていても、本当に仲良くならないと言えなかったりするんですけど、(星野は)あまりにも言ってくれるので、私もお返ししたいなと思って、頑張って言葉にしてみたら、とてもいいことだなっていうか、人に言ってみるのもいいことだなって思いました。ちょっと照れくさかったりするんですけど。「そういう意図じゃなかったらどうしよう」とか考えたりもするんですけど、そういうのを伝えるのはとても良いことだなって、今回の現場で学びました。

-契約結婚、自身ならどうか

新垣 ドラマの中の2人はちゃんと愛があるので、また違うなと思うんですけど、契約結婚っていう形にしないといけなかったのは、家族とかを説得するため。双方が納得してるのであれば、一緒にいていいんじゃないかなと思うし、スタートはそれでも、一緒にいる中で恋愛とは違う大事さも生まれるかもしれないし。理想としては、私はちゃんと好きな人と好き同士で一緒にいたいな、っていうのが理想ですけど。

-ドラマの中の2人は最初から引かれ合ってたんじゃないか

新垣 初対面からそうですよね。扉開けたときの平匡さんのあの“間”って何だったの、っていうことだったりとか、「こういう風にしてください」って言われたとき、みくりが「すごく分かりやすくていいです」って言ったりとか、その時点で価値観とかピンと来ているんだろうなと思いますね。「契約結婚です」とか番宣で言っておきながら、すみません(笑い)。

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